カレンダー
1月
なぜか制御工学の勉強を始めた.あと大阪・京都へ旅行に行ったりした.他は何をやってたかまるで覚えてない.
2月
ひたすら数学をしていた記憶がある.AEC をテコに楕円曲線やその暗号理論への応用を勉強した.
3月
コンフェスに出て,優勝した.あとは……(何も思い出せない)
4月
進級.本を読んだり数学をしたりしていた.
5月,6月,7月
本を読んだり数学をしたりしていた.この辺本当に何もやっていない.
8月
東工大のオープンキャンパスに行ったり,神保町行ってはしゃいだり,まあそんな感じだった.受験勉強はしていない(最悪)
9月
大阪と奈良に行ってはしゃいだ.相変わらず受験勉強は……
10月,11月
虚無
12月
虚無
反省しかない.
読んだ本
今年は昨年比でかなり読書量が減った.
こうして並べてみると,一つ一つの本を読んでいた当時のことを思い出して感慨深い.
- 福沢諭吉『福翁自伝』
- プレハーノフ『歴史における個人の役割』
- フィッツジェラルド,村上春樹訳『グレート・ギャツビー』
- カズオ・イシグロ,土屋政雄訳『日の名残り』
- ミル,塩尻公明『自由論』
- 水木しげる『劇画ヒットラー』
- 内田樹『日本辺境論』
- 君塚直隆『立憲君主制の現在』
- 迫水久常『機関銃下の首相官邸』
- 渡辺洋三『法とは何か』
- 古川隆久『昭和天皇』
- 篤見唯子『スロウスタート(1)』~『スロウスタート(5)』
- 丸山眞男『超国家主義の論理と心理』
- 半藤一利『日本のいちばん長い日』
- 竹内洋『教養主義の没落』
- 夏目漱石『吾輩は猫である』
- うちのまいこ『スローループ(1)』~『スローループ(2)』
- 武田善憲『ロシアの論理』
- うかみ『ガヴリールドロップアウト(5)』~『ガヴリールドロップアウト(7)』
- 丸山眞男『政治の世界』
- ラッセル,安藤貞雄訳『幸福論』
- 水木しげる『水木しげるのラバウル戦記』
- ジョンソン,笹倉香奈訳『アメリカ人のみた日本の死刑』
- 三島由紀夫『行動学入門』
- スーパーまさら,うみのとも『私を球場に連れてって!(2)』
- 横槍メンゴ,岡本倫『君は淫らな僕の女王(1)』,『君は淫らな僕の女王(2)』
- 筒井清忠『戦前日本のポピュリズム』
- 佐々木毅『民主政とポピュリズム』
- オーウェル,高畠文夫訳『動物農場』
- 渡辺克義『物語 ポーランドの歴史』
- 古関彰一『平和憲法の深層』
- ヴェーバー,脇圭平『職業としての政治』
- 坂井豊貴『多数決を疑う』
- 内田樹『下流志向』
- 夏目漱石『こころ』
- カフカ,池内紀訳『カフカ短編集』
- 村瀬興雄『アドルフ・ヒトラー』
- 得能正太郎『NEW GAME!(9)』
- ドストエフスキー,原卓也訳『賭博者』
- 高田博行『ヒトラー演説』
- オーウェル,川端康雄訳『オーウェル評論集(2)』
- 伊藤之雄『元老』
- 小柴昌俊『やれば、できる。』
- 太宰治『正義と微笑』
- シェイクスピア,福田恆存訳『ジュリアス・シーザー』
- クラーク,池田真紀子訳『幼年期の終り』
- 下斗米伸夫『ソ連=党が所有した国家』
- 河合秀和『チャーチル』
- 茗荷さくら『科学の黒歴史』
- 鎌田浩毅『理科系の読書術』
- 琴慈『あんハピ♪(1)』
- はりかも『うらら迷路帖(1)』~『うらら迷路帖(3)』
- 岡義武『近衛文麿』
- ヴェーバー,大塚久雄訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
- Koi『ご注文はうさぎですか?(8)』
- 吉田祐『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』
- 会田雄次『アーロン収容所』
- 島崎藤村『破戒』
- 岡義武『山県有朋』
- ワイルド,仁木めぐみ訳『ドリアン・グレイの肖像』
- 大木毅『独ソ戦』
- NHKスペシャル取材班『戦慄の記録 インパール』
- 呉智英『封建主義者かく語りき』
- 黒田bb『Aチャンネル(1)』~『Aチャンネル(10)』
今はアルベルト・アンジェラ『古代ローマ人の愛と性』と入江昭『日本の外交』をちょっとずつ読んでいる.
上に挙げた中では,丸山眞男『超国家主義の論理と心理』,オーウェル『オーウェル評論集(2)』,岡義武『近衛文麿』『山県有朋』,会田雄次『アーロン収容所』,ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』あたりが面白かった.どれもよく知られた名著であり,自分がくどくど書くこともないと思う.岡義武についてはかつて岩波新書に入っていたものが最近文庫化されており,入手しやすくなっている.同氏の『近代日本の政治家』も購入してあり,読むのを楽しみにしつつ積んでいる.
それから今年は 4 月から『日経サイエンス』を購読しはじめた.理系の教養を身につけ,最近の研究情勢をある程度把握しておくためである.これがなかなか面白かった.非専門家でも分かるように書いてあり,ためになる.毎月 25 日が楽しみになった.学生は 1 冊 1000 円程度で購読できる.オススメしたい.
また,研究を通じて英語論文を読む機会が昨年と比して劇的に増えたように思う.アカデミックリーディングのスキルも多少鍛えられたのではないか.最近 TOEIC IP を受けたが,1 年前と比べて解ける問題が確実に増えていた.まだまだお恥ずかしいレベルではあるが,こうして実力の向上を体感できるのは嬉しい.